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2006年12月08日

チャングム『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(46) 大長今 王の主治医(2)活人心方と養生訓

ドラマの余韻を楽しんでおりました。
終わりがよいドラマは長く楽しめます。

デジャングムが中宗王に勧めた健康法は「活人心方」の養生術。中国明代の道家である朱権が記した15世紀の明医術書によります。日本で言えばさながら貝原益軒の「養生訓」。

腸の弱い王さまは養生していたにもかかわらず、ついに腸閉塞という最悪の事態になりました。
可能性を探るチャングムが口にした「腹を切り開いて癒着したところを取り除く」方法は、またもや大臣たちの避難の的。口々に厳罰を要求する大臣たちに、中宗王は、
「余の主治医は医女デジャングム(大長今)である。医女デジャングムがこれまでというならこれまでであろうし、助かるというなら助かるであろう。ゆえに、そちたちは案じずともよい」。
チャングムはこのやり取りを漏れ聞いて、王の信頼に涙します。
王の間から下がる大臣たち。急先鋒のイ・グァンヒは、チャングムをにらみつけ、
「お前だけは未来永劫、絶対に許さぬ!!」
(この台詞、どこかで聞いたことが・・。
チェ女官長が、悪事がばれて刑罰を言い渡されたときにチャングムに向かって言った言葉と同じじゃないですか。)

「チャングムの治療を受ければもっと生きられるかもしれない、しかし、大臣たちは蜂の巣をつついたように反対するであろう。また読みきれぬほどの訴状を持って余に迫るだろう」。もうこれまでと腹をくくった王さまは、長官に密命を下します。

頭から袋をかぶせられて宮廷から運び出されたチャングムが連れて行かれた先は?
(日本では目隠しですが、朝鮮半島では伝統的に大きな袋を頭からすっぽりなのですね。余計なことかもしれません・・)

チャングムが丘を登り、眼前に開けた土地を見やると、そこには馬をつなぎ、畑を耕している男の後姿。夢に見、幻にも見たチョンホさまではないですか。

チャングムをつれてきた内侍から王の書状をうやうやしく受け取ったミン・ジョンホが読みすすめると、そこには王のミン・ジョンホにわびる気持ちとチャングムへの思いやり、そしてチャングムを託すことのできる最も信頼できる臣下としてミン・ジョンホを選んだ王の度量に満ちあふれていました。

内侍に伴われ、王命どおりに明国に急ぐチャングムとミンジョンホに追っ手が迫ります。
人相書きを手にした内侍は、
「元トンプスンジ、ミンジョンホ殿、王さまの最後のご命令を遂行せよ!」
宮廷に戻ろうとするチャングムに手を焼いているミンジョンホに、加えてさらに、
「王さまはこうなることを案じられて、私に必ず無事に逃がせよとお命じになったのです。
最後のご命令です! 王のお志を無にするのですか!!」
事態を収拾するために一身に罪を背負って流刑に甘んじたミンジョンホと王には、王と臣下の絆があったのです。悲しみを見せず主治医としてそばで王につくしたチャングムには愛おしさと感謝の念が。

「恐れも、寂しさも、悲しみも多い年月であった。だがそちが側にいたから多くに耐えられた。」
イイですねえ。

チャングムとミンジョンホは、逃亡者生活を続けながらしっかり子供も育て、人々に医術を施しています。チョンホさま、チャングムに敷かれていません?

ところで、気になる「活人心方」の邦訳は見つからず仕舞い。
「養生訓」はインターネットで見ることができます。部分的にはどこかで見聞きしていると思いますが、難しい東洋医学が分かりやすい言葉で書かれていますので、通して閲覧するのもいいかもしれません。
「養生訓」(中村学園大学ホームページです。ありがとうございます。)


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