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2006年08月12日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(29) 生薬の七情(2) 十八反

薬効を弱めたり副作用を増すので、同時に用いないように言い伝えられている18種類(十八反;じゅうはっぱん)の生薬は、以下のとおり。

「十八反」
烏頭(うず)との組み合わせ禁忌
 烏頭=キンポウゲ科のトリカブト。
・貝母(ばいも)=バイモ。別名アミガサユリの球茎。
・括桜(かろ)=括桜仁、括桜実、括桜根。ウリ科の多年草。キカラスウリまたはオオカラスウリ。
・半夏(はんげ)=サトイモ科多年草、カラスビシャクの塊茎(外皮を除く)。
・白斂(びゃくれん)=ブドウ科のつる性の落葉低木、カガミグサの根。
・白及(びゃくきゅう)=ラン科の多年草、シランの球根。

甘草との組み合わせ禁忌
 甘草=マメ科の多年草の根。オレンジ色のユリに似た花を咲かせる。
 飴などによく添加されて使われている。
・甘遂(かんつい)=トウダイグサ科の多年草、カンスイの根。
・大戟(だいげき)=トウダイグサ科多年草のタカトウダイやアカネ科の多年草紅芽大戟の根。
・海藻=ホンダワラ科ホンダワラの全草を乾燥。
・芫花(げんか)=ジンチョウゲ科の落葉低木、フジモドキの花蕾。

藜蘆(りろ)との組み合わせ禁忌
 藜蘆=ユリ科の多年草の根と根茎。シュロソウ。
・人参(にんじん)=ウコギ科の多年草。オタネニンジン。
・沙参(しゃじん)=セリ科のハマボウフウの根および根茎。
・丹参(たんじん)=シソ科の多年草、タンジンの根。サルビアの一種で、淡い紫の花を咲かせる。
・玄参(げんじん)=ゴマノハグサの根。
・苦参(くじん)=マメ科久良良(クララ)。道端、河川敷などに自生する多年草の塊根。
・細辛(さいしん)=ウマノスズクサ科ウスバサイシンの根。  
・芍薬(しゃくやく)=ボタン科のシャクヤクの根。

ここで日常用いられそうなのは、甘草と海藻の組み合わせ。
他は、なかなか手に入りません。

括桜(かろ)の「括」は、木偏です。

この記事へのコメント
はじめまして。今ごろ、チャングムの誓いに関しての質問で申し訳ありません。「十八反」について、トリカブトや甘草、リロ(シュロソウ)については、どこでどのようにドラマででているのかわかるのですが、バイモやタイゲキ、ハマボウフウなどがどこで出てくるのか、何話のどのシーンなのか教えてください。
 私のホームページでチャングムの誓いに出てくる植物の写真集を作っています。あくまでも、日本に生育する植物に適応した写真です。ハマボウフウやサルビア、ウスバサイシンなどの写真もあるので、載せようと考えているのですが、どのようなコメント、何話に載せるかがわかりません。どうしたらいいのか、出来れば教えてください。
 また、ホームページを見ていただいて、ご意見をいただければ幸いです。このページで、丁香がフトモモだとやっとわかりました。
Posted by 橋本隆之 at 2007年03月23日 21:06
「チャングム」に刺激されて、薬膳をためしている方も多いと思います。私もその1人。ドラマでは分かっていることの全てを網羅しているわけではありません。身近に手に入るもので、取り合わせの悪いものは自分で調べておこうということで、十八反なるものがあることを知りました。ドラマのどの部分と強いて言えば、チェジュドでチャンドクに薬草とそうでないものの見分け方とその性質を問われている29話あたりに該当するでしょうか。
宮中に戻ってからも、スラッカンで作る食事に、何を入れて、何を入れてはいけない、などの会話のシーンは、薬草の組み合わせに注目しながら見ているとより楽しめます。あまり役に立たない回答でゴメンナサイ。
追:ホームページに訪問させていただきました。山歩きを職業にされているとはうらやましい! 自然の中の薬草をありのままの姿で映し出されているので、とても分かりやすいですね。大きさなどの検討を付けやすいです。
Posted by えっちゃん at 2007年03月28日 15:29
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