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2006年08月06日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(27) ウコンと丁香

第39話でウンベク医務官が、
「鬱金(ウコン)を処方するので、料理には丁香(ちょうこう)を使うなといったのに」
と指示の不徹底をしかっておりました。

ウコンと丁香は、取り合わせがよくないようです。

ウコンは、ショウガ科の植物で、根茎を干して使います
英語ではターメリック。スパイスとして使われています。
カレー粉の黄色い色は、ウコンの色素成分によるもので、タクアンもウコンで色づけされています。
肝機能障害の改善に有効な成分です。
ウコンの精油成分は、健胃作用、殺菌作用、防腐作用、
抗がん作用、コレステロールを溶かす働き、血管修復作用、炎症や潰瘍を治す働き、強心作用などがあります。

丁香は、刺激的で甘い香りがし、料理や菓子の香りづけによく使われています。
別名、クローブ。
フトモモ科。10mにもなる常緑樹で、開花直前のツボミをガクと共につみ取って乾燥させたものをスパイスとして使います。
漢方では消化器系を温める作用、健胃作用、吐き気、シャックリを止める、防臭、防虫効果などがあり、おもに芳香性健胃薬として用いられます。

ウコンも丁香も性質がよく似ているようです。

生薬はおたがいにどのように作用しあっているのでしょうか。

漢方の生薬には、七情という薬物配合の相互作用の関係があります。
相須、相使、相殺、相悪、相畏、相反、単行の七つ関係です。

このうち、薬物配合の禁忌(配合すると危険)とされるのは、相反と相畏です。
相反は、配合すると毒性が増強する関係。
相畏は、配合すると化学変化で、毒性が増す可能性のある関係。

ウコンと丁香は相畏の関係にある組み合わせでした。


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『チャングムの誓い』がおもしろい。(第39話・ヨリの企み)
Excerpt: 第39話。 「ヨリのたくらみ」。          今回はヨリがいよいよ動きだします。   はじめは皇后様とチャングムの昔を懐かしんだほのぼのシーンから始まります。   ..
Weblog: ばくさんのかばんと旅ノート。
Tracked: 2006-08-07 00:20
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