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2006年07月24日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(22) 薬の上中下

医にランクがあるのなら、薬にも。

最古の薬物書で、全365種の生薬が三ランクに分類されています。
中国の後漢の時代(西暦1〜2世紀ごろ)に書かれた神農本草経(しんのうほんぞうきょう)という書物にあります。

本草(ほんぞう)とは、生薬(しょうやく)のことで、天然由来の医薬品をいいます。
植物、鉱物、動物由来のものがあり、経口剤か貼付薬としてのみ用います。

上薬=上品(じょうほん)は120種。君薬.
長期間、多く服用しても無毒、無害な養生薬。寿命を延ばす長生薬。

中薬=中品(ちゅうほん)は120種。臣薬。
服用の仕方によって毒にも薬にもなる生薬。病気を癒し、体力を増強する。

下薬=下品(げほん)は125種。佐・使薬。
病気を治療することを主としているため、毒性は強く、長期間服用してはならない。
身体的な苦痛を取り除く。

神農本草経には、上薬、中薬、下薬の配合比率が表されています。
処方は、君臣佐使(くんしんさし)の治療法則に基づきます。

君薬は主証にもっとも有用な主薬。
臣薬は君薬を助けて効果を高める薬。
佐薬は君薬を助け、随伴症状や合併症を治療したり、主薬の毒性を緩和する薬。
使薬は諸薬を調和させ、薬物の作用を疾病部位に誘導する働きをする薬。

漢方薬は、複数の生薬の組み合わせによる相乗効果で、よりよい治療が可能なのです。


チャングムの第33話で、シン・イクビル教授が、修練生たちに薬として使う土について質問していましたが、
神農本草経にもかまどの灰についての記述がありました。
下品に分類されていますので、用いるには充分な注意が必要ということです。

ちなみに、韓国の「東医宝鑑(とういほうがん)」では土について18種類言及されているそうです。
東医宝鑑は、1610年に許浚(ホジュン)が完成させた実用的な医学書で、朝鮮医学の集大成といわれ、中国、日本でも広く流布したということです。

「湯液編(全3巻) 薬物に関するもの」の巻1に土部という項目があります。

伏龍肝=古くなった釜下の焚口の土。
東壁土=東側の一番早く日の当たる土壁。
西壁土=日が沈むころ日光があたる壁の土。
好黄土=良い黄土を一メートルくらい掘ったところの、水のしみこんでいない土。
赤土
白亜=白土。焼いて粉にしてから、沸騰した塩水に漬けて天日干し。

・・・・・

イメージがわきません。
土壁の家も現在はみられないし、かまども今は使っていないので、
応用不能。



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