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2006年07月13日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(18)五臓五腑と五味

医女修行(14)の五行のうち、五臓五腑と五味の関係をさらに調べてみます。
五味(酸・苦・甘・辛・鹹)は、五臓五腑にどのように影響しているのでしょうか。

          五行色体表
五行   木   火   土   金   水
五臓   肝   心   脾   肺   腎
五腑   胆   小腸  胃   大腸  膀胱
五味   酸   苦   甘   辛   鹹
五色   青   赤   黄   白   黒


五味の特性

 酸=肝・胆の働きをよくする。過ぎると脾を傷める。
   内臓の熱を収める。下痢を収める。解毒作用、疲れを取る。
 苦=心・小腸の働きをよくする。過ぎると肺を傷める。
   湿熱を除く。乾燥する。堅くし排泄する。
 甘=脾・胃の働きをよくする。過ぎると腎を傷める。
   体力を補う。緊張を緩める。
 辛=肺・大腸の働きをよくする。過ぎると肝を傷める。
   温める。熱を発散する。小便を出す。
 鹹=腎膀胱の働きをよくする。過ぎると心を傷める。
   潤す。柔らかくして下す。

酸味、甘味、苦味、鹹味を控えると心神は爽快になり、五味が過ぎるとそれぞれの臓腑に害を及ぼし、相克関係にある臓腑を傷めます。
鹹(かん)は、塩辛いの意。
塩は塩化ナトリウムではなく、ミネラル分を含んだ天然塩。


飲食物の五味による分類

 [酸] 梅、りんご、モモ、スモモ、杏、みかん、ゆず、レモン、金柑、橙、酢など
 [苦] ビール(ホップ)、レバー、レタス、ゴーヤ、新芽のタケノコ、フキノトウ、ほうれん草、春菊、ラッキョウ、銀杏、びわ、セロリ、ピーマンなど
 [甘] 梨、葡萄など甘い果物、蜂蜜、砂糖、米、豆類、ゴマ、トウモロコシ、サツマイモ、
    ジャガイモ、山芋、かぼちゃ、人参、白菜、トマト、なす、椎茸、胡麻、豚肉など
 [辛] 焼酎、日本酒、サトイモ、ねぎ、にんにく、しょうが、唐辛子、香辛料、ニラ
 [鹹] ミネラルを含む天然塩、海藻、蟹、牡蠣、みそなど


「チャングムの誓い」に出てくる、色とりどりの宮廷料理は、
陰陽五行説にのっとって作られていたのですね。

和食の定式だと思っていた五味五色五法は、
韓国でも伝統的におこなわれていたのです。


ちなみに、「煮る」「焼く」「蒸す」「揚げる」「生のまま」
という5つの調理法のことを五法といいます。

家庭でも、体調を整えるのに応用してみましょうか。




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