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2006年07月07日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(16)理論編:病因〈外因〉

東洋医学では、病気になる原因(病因)を邪気(じゃき)といい、
邪気に対抗する生体の抵抗力を正気(せいき)としています。

邪気と正気の強弱関係で発病するかどうかが決まります。

疾病は、正気が衰えた場合(正気虚)、邪気が勝る場合(邪気実)の二つのパターンが現われます。
治療は、正気が衰えたものには補う作用の「補法」を、邪気の強いものには攻撃療法で「瀉法」を用いるのが二大治療法則となります。


病因の分類

体外の原因(外因)よる「外感」と、体内の原因(内因)である「内傷」に分類する方法が、
古来よりよく用いられています。

「外感」は、六淫(病邪)、ウイルスなどによる感染症、外傷、寄生虫による外的な刺激。「内傷」は、感情、生活背景などの内的素因。

[外因]

自然の気候、気象現象を「風、寒、暑、湿、燥、火」の六つに分類し、これらを六気と
いいます。
気候の変化が著しい場合や、人体の抵抗力が衰えている場合は、
六気は風邪(ふうじゃ)・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪(熱邪)の六つの邪気となって人体に影響を及ぼし、病気の原因になります。
これらの邪気を六淫(りくいん)といいます。
人体の中では自然の現象に似た現象が起きています。

    季節と気象の関係

     季節      気象
 春     2〜4月    風
 夏     5〜7月   暑・火
 長夏(梅雨時) 7月     湿
 秋     8〜10月    燥
 冬     11〜1月    寒


風邪=軽い。変化。患部は固定しない。
   体表から侵入。発病が急速で患部は固定しない。頭痛・鼻・のど・目などに病変。
   痙攣・ふらつくめまい。

寒邪=陰邪。冷え。縮む。痛む。体液の流れを鈍らせる。
   皮膚肌、呼吸器、脾胃に直接侵入。嘔吐・腹部の冷痛。四肢の引きつれ、痛み。

暑邪=激しい熱症状。高熱・顔面紅潮・大量発汗・口渇・脈は数洪大。

湿邪=重い、粘着性、濁る、下降するなどの特徴があり、気の働きを阻害する。
   湿邪が侵入すると、体や四肢に力が入らずだるくなる。関節に停留すると痛む。
   胃部のつかえ感・嘔吐。脾陽を傷害すると下痢・尿量減少・むくみ・腹水。

燥邪=水分が過度に不足すると発病。
   肺は湿を好むので、から咳・喘息などから胸痛する。
   口渇、髪・皮膚のかさつき。肺と表裏関係の大腸に及ぶと大便は出にくくなる。

火邪=火熱は気を消耗し、血流を乱す。
   風・寒・暑・湿・燥の五つの邪気による病気でおきる熱の盛んな状態。
   高熱・悪熱・口渇・発汗・脈は洪数・口腔内や舌にできもの・
   歯茎の腫れや痛み・眼が赤く腫れて痛む・頭痛。
   各種の出血(吐血・喀血・鼻出血・血尿・血便・皮下出血・不正性器出血など)


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