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2006年06月24日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(11)証をきめる物指し:四診〈望診〉

基本のおさらいも、ようやく四診にたどり着きました。

東洋医学の診断で、最終的な証の決定は、この四診によります。
「望診」「聞診」「問診」「切診」の4つにわけられます。

望診

「望診」は、顔つきや顔色、皮膚の状態、体型、体質、舌の状態、精神状態などを見ます。
直接目で見て観察し、疾病の位置やタイプ、軽重、予後を判断します。
現在の視診にあたります。


チャングムが医女修行をはじめたときに、チャンドクから最初に教わったのが、四診のうち、〈望診〉でしたね。

顔色の種類をみる。
青いか、赤いか、黄色いか、白いか、黒いか。
〈望診〉といいます。

舌をみる舌診は、色、肉付き、舌の苔の状態、苔の付着する場所、津液の出具合などで病態を判別します。
舌の各部分と臓器は密接に関係しているので、病変の所在位置や、部位の深浅、虚実などがわかります。

舌と内臓の関係
 舌の先端→心肺機能
 舌中→脾胃の機能
 舌の両側→肝胆の機能
 舌根→腎、大腸
 舌の裏側→心(心臓と精神活動をまとめる脳神経)

正常な舌の状態は淡紅色で、薄く白い苔がついています。
舌面は潤いがあり、舌中に裂紋があったり舌根にやや厚く苔が見えても正常。
季節や年齢によっても違いがあり、
冬に白い苔の人が、夏になるとやや粘り気のある黄色い苔になっても正常。
タバコ、酒を飲む人や便秘の人の舌根に厚い苔が見られたり、生理中の女性で舌の先や舌の両側が赤くなったり赤い斑点がでている場合も正常範囲。

舌の色

・薄赤→正常
・赤→熱証。苔が黄色いものは温熱証で、脾胃(消化器系)が湿熱に冒されている。
・赤→苔がところどころ剥がれている。気陰両虚。胃が弱く内熱があって栄養不足状態。
・濃い赤→舌がやや厚く、舌尖にぶつぶつができて歯痕がある。
  血熱傷陰。全身の感染症。
・暗赤→舌全体がややはれて厚い。舌面には浅い裂紋。苔が薄くほとんど見られない。
  血熱お血(おけつ)証。急性熱性病。
  内熱(脳卒中、高血圧症、アルコール性肝硬変)などでほてり、口渇、水をほしがらない場合。
・色が薄い→舌が厚く舌辺に歯痕があるもの。舌苔が薄く淡い。気虚水毒証。
  水液が体にたまっている状態。
・紫→舌の大きさは普通。色は淡く青や紫が混ざっている。
  舌苔は薄白。気滞お血(おけつ)証が多い。
  肝硬変、腫瘍、外傷、癌、生理痛、慢性病などで多く見られる。
  ストレスの多い中間管理職は自律神経が失調しがちなので要注意。
・青紫→舌尖に赤点。気分障害によるお血証。血液がどろどろ。新陳代謝が遅い。
  栄養状態が悪いので舌粘膜に裂紋が出る。
  頭痛、めまい、のぼせ、肩こり、便秘、更年期障害。精神不安、不眠症。
  ストレスの多い女性は要注意。心火上炎証。
・淡白→陽虚。水毒。体が衰弱して寒さに弱い。

舌の性質と色から見たものに白黴苔、滑苔、黒燥苔、灰苔、黄燥苔、白腑中剥苔、厚腑苔などがあります。

舌の形態と乱脈から見たものに胖大舌、痩薄舌、老舌、裂紋舌、紅点舌、舌瘡、歪斜舌、乱脈異常などがあります。

いずれも、一目見ると、普通じゃないと思わせる特徴的な舌です。

風邪をひいた折に舌を見ていると、熱の時期、咳の時期、胃腸障害がおきたとき、治りかけのときなど、時期によって変化していくのが見て取れるので、異常な舌を見分ける訓練になるかもしれません。

舌の状態は、おもに『舌診カラーガイド』を参考にさせていただきました。
ありがとうございます。








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