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2006年11月05日

チャングム『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(42) チャングムの医療は母の愛 でも困ったことに

第51話、東宮さまが天然痘にかかりました。
皇后さまは吾を忘れて、わが子の身を案じます。
同じ頃、天然痘にかかった貧しい子たちを、わが子のようにいつくしみ、治療するチャングムの姿がありました。
その姿を目にしたシン医局長は、声をかけずに静かに去ります。
「医術を施すものの真の姿を思い起こさせられた」と、
チャングムを擁護することに。

感染の危険も恐れず、「これが私の仕事ですもの」(チャングム)
仕事以上のものを感じます。愛がなければ・・。

「チャングムを余の主治医とする」発言は、皇太后さまの座り込み抗議にまで発展し、しぶしぶ発言を取り下げた王に、
「そんなにチャングムを傍におきたいのなら、側室にすればよい。」(皇太后)
大臣らは大喜び。
重臣らの猛反対の矛先は、チャングム昇進を擁護したチョンホに向けられました。

皆さん、こういうときは意見が一致するのね。

気を取り直して、日常に役立つ健康法を拾ってみます。
王の握りこぶしを見たチャングムの診断と健康法。
「裸足で散策をなさいませ。
肺の中の空気を全部押し出すように、息を長くおはきになってください。」
「王さまは、お話なさいますときに片方のこぶしを強く握り締めていらっしゃいます。
こぶしに力をいれていれば肩が張り、後頭部に痛みが出るため、常に不安を感じるようになり、よくお眠りになれないのでございます。
そうしますと、肝臓が侵され、お体が病んでしまいます。」
「以前王さまを診察した際に、七情欝結(しちじょううっけつ)が見て取れました。
七情欝結は体も心も傷つけてしまいます。」

チャングムはストレスと病の関係を、解りやすく話します。

「なかなか寝付けないときは、無理に眠ろうとせず、散策をなさってください。
お心にかかること、怒りは押さえつけず、信頼できる人に打ち明けてください。
お好きな絵を、またお始めになるのもよろしいかと。」

長官の部屋で、チャングムは王の生活上の注意をイキイキと語ります。
「王様に楽しいお話をお聞かせする人を、ぜひ、お傍においてください。
枕元にりんごを置くと安眠を促がします。召し上がっていただくのもよろしいです。
スラッカンに行って、サバやイワシなどの背の青い魚を料理に多く取り入れるようにと、おっしゃってください。
それから、夜の緑茶はいけません。」

長官は、一つひとつ嬉しそうに相槌を打ちながら聞いています。
長官さま、誤解なさらないように・・・。

'チャングム'の誓い52話/・「宮廷女官'チャングム'の誓い」51話「医術の心」/韓国女優イ・ヨンエ主演の「'チャングム'の誓い」が中東へ

2006年11月18日

チャングム『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(43) 愛し方 ミンジョンホの場合

チャングム、今夜いよいよ最終回。

ラブストーリーと思わず見ておりましたが、ここに来てミンジョンホの愛し方が心にしみてきましたので、記録しておくことに。

トンプソンジ、ミンジョンホの場合。
夜、王の元を訪れてミンジョンホが告げたこと。

「医女チャングムと逃げたことがございます。今逃げなければ医女チャングムと添うことは永久にできないと。でもその日のうちに戻りました。
その訳は、医女チャングムを愛おしく思うからでございます。
女人としてはもちろん、天から与えられた才能も、その才能をもってしても降りかかる困難、喜び、悲しみ、失敗も。一度目的を定めると決して揺るがぬ信念も。私にはどれも美しく大切なものだからでございます。
王様、私は医女チャングムのすべてを愛おしく思っております。
一緒になることができなくとも、行く先々に大きな悲しみや苦しみが待っていようとも、医女チャングムの進む道をさえぎるわけにはまいりません。
医女としての道が、医女チャングムそのものなのであり、医女チャングム自身なのです。医女チャングムは堂々と王さまの主治医になるべきなのです。
そう取り計らうのが私の勤めだと思っております。
また同時に医女チャングムへの愛し方なのでございます。
王様、私ミンジョンホ、この命を懸けて申し上げます。
どうか、医女チャングムに与えられた道を歩ませてください。王さまの主治医にご任命ください。わが国の歴史にその名を刻ませてください。それほどの人物であり、それほどの女人であります。
そのかわり、宮廷を混乱に陥れたこと、王様への数々の不忠義、すべて私が背負ってまいります。不届きな私ゆえ、たとえ打ち首を命じられましても甘んじて受ける所存でございます。すでに覚悟はできております。
臣下に君主の女人を思うことはできません。」

王は黙って聞いています。
皇太后からは、「側室にすればよい」と言われ、
皇后には、「チャングムが優れているから主治医になさりたいのはもっともでございます」と言われ、
チャングムには、「ミンジョンホさまをお慕いしております」

ミンジョンホの愛し方を知り、王さまの内で心は決まったようです。

チャングム『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(44) 愛し方 王の場合

ミンジョンホが王の部屋を去った後。
チャングムとミンジョンホが慕いあっている仲だと王に告げたヨンセンが、息せき切ってやって来ます。

「王さま、おろかな私をどうか殺してくださいませ。
チャングムとミンジョンホさまは、何の関係もございません。私の勘違いでございます。チャングムをお助けくださいませ。」(ヨンセン)
「スグォン、余を愛しておるか。」(王)
「は?」(ヨンセン)
「余を愛しておるか。」(王)
「ハ?」(ヨンセン)
「愛とは、愛し方とはいかなるもの・・」(王)
フフ、フフフフフと、吹っ切れたように王は笑います。

ああ、ヨンセン、愛なんて考えてみたこともなかったのね。

翌朝、長官が皇后さまに王の命令を伝えます。
「チャングムを側室にするのは取りやめよとのご命令でございます。」

王がチャングムに語ったこと。
「余は、最初にめとった后を追放し、その父を追いやって王の地位に付いた。
王の座には愛などという感情の入り込む隙はない。
追放された后が余を想ってイナン山の岩にチマをかぶせたが、この光景にすら目を向けなかった。目を向ければ臣下たちが、后に死刑を望むのではないかと恐れたからだ。
そうやって余は愛する后を失った。
それから数年。后と多くの側室を迎えた。しかし、それぞれの背後には、それぞれの勢力があった。
そんな余が、そちを愛するようになった。久しく訪れた感情であった。
だが、そちを側室には迎えぬことにした。
権力の狭間にそちを置くことはしたくない。そちの気持ちがないのに手に入れても仕方ない。
だが、余の側にいてくれ。そちが余の心の支えゆえ、手放してはやれぬ。
これが余なりの愛し方である。君主としての命令である。男としての願いである。」

中宋王は臣下に告げます。
「そちたちは、医女チャングムの功績を認めるか。」
しぶしぶ認める臣下たちに、
「王として、医術に抜きん出ている医女チャングムに正三品堂上官の地位に相当する大長今(テジャングム)の称号を与え、余の主治医とする。」
臣下の反対を避けるため、経国大典にはない位を医女チャングムに例外的に授け、世襲されないものとし、内医院の統括はせず、王の主治医だけをすることとした。
まだ反対しようとする臣下たちに、
「皆よく聞くがよい。余は余に与えられた権限をもって命ずる! これ以上の議論は無用だ。」

初めて見る王さまの毅然とした態度。
胸がすきました。

正三品堂上官とは、どのくらいの地位かと申しますと、大臣たちの次に位置する位だそうで、スグォン(ヨンセン)より、位が上です。

衣服を正したチャングムにミンジョンホが王の辞令を下します。

喜びに浸る間もなく、大臣たちはミンジョンホが王に女性を主治医にと進言したことを弾劾し、ミンジョンホの追放を要求して王に詰め寄ります。
「身分階級が崩れればこの国が滅びます。なにとぞ、お聞き届けください!」
中宋王は、
「よきに計らえ」
・・許してしまいました。

2006年11月27日

チャングム『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(45) 大長今 王の主治医(1)

2007年1月からBS2で、字幕スーパー版が放送されることになりました。
最終回が終わっても、引きずっていたファンたちには朗報です。
吹き替え版では分かりにくかった東医学や薬草、薬など、字幕で確認しながら楽しめます。
カットはしないで全部放送してほしい・・。

今回は今回で、感動が薄れないうちに記録しておきましょう。

チョンホは、王にチャングムを主治医にすることを進言し、自身は重臣たちの標的になり流刑の身に。
追ってきたチャングムに
「お戻りを。王の主治医ともあろうお方が追ってきてはなりません。
今までの苦労がやっと実を結んだのです。投げ出してはなりません。絶対、絶対に。
これまでよりも更に苦しい道です。私的な感情は忘れなさい」
「チョンホさまは忘れられるのですか」というチャングムに、「とっくに忘れました」と冷たくいって見せるチョンホ。
「これだけはお持ちください」と、父の形見のノリゲを後ろでに縛られたチョンホに握らせます。

王に忠誠を尽くし、1人の女性を一途に思うが臣下が、王の愛する女性が自分の愛しい女性と知って、してあげられること。
大きな愛でチャングムを包みました。自分の身と引き換えに。

チョンホのいない宮廷で、デジャングム(大長今)の勤めが始まりました。
腸の弱い王に養生法を説き、貧しい民のために植物の種を配ることを提言し、菜園をいただき天然痘や多くの病の治療法を研究し、時折チョンホを思い出しては寂しさを打ち払い、明るく振舞うチャングムの日々。
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