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2006年08月01日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
医女修行(26) 月の精気と陰の気

ミン尚宮は、ヨンセンに月の精気を取り込む訓練をほどこしていました。

「月の精気を取り込み、陰の気を体に満たす」
と、どんな効果があるのでしょうか?

あやしげなおまじないに見えますが、
東洋医学オンリーの時代ですから、何かあるに違いない。

というわけで、「月の精気」と「陰の気」を調べてみました。

ミン尚宮の指導は、
「口を月に向かって大きく開け、月の精気を深く吸い込んで、体の下のほうに陰の気を溜めるのよ」

「気」は先天の気と後天の気に分けられます。
先天の気は、生まれながらに持っている生命力。
後天の気は、飲食物や呼吸から後天的に得られる生命力。


[キーワード] 夜・月・暗・寒・肺・下

これらは陰陽に分類すると、すべて陰に属します。

気を体内に取り込んでいるのですから、「経絡」に関係しているに違いありません。
経絡は「気」の流れる道筋のこと。

「陰」に属して「気」に関係している経絡は十二経絡のうち、「手太陰肺経」と「足少陰腎経」。

肺の働きに注目
 呼吸と全身および五臓(肝・心・脾・肺・腎)の機能(気)を支配
 下方に降下する生理的運動の方向付けを支配
 音声、皮膚・体毛を支配

腎の働きに注目
 生殖と成長発育のエネルギーを貯蔵
 水分代謝 
 体内の陽気の根本で性機能と生殖能力のみなもと
 骨、骨髄、脳、耳、髪と深いつながり
 腎は呼吸と関係が深い


ミン尚宮は、健康法をよく研究しています。
ヨンセンに陰の気を取り込ませて、腎の働きを整えさせていたのでした。

それにしても、上目づかいとはな声の特訓は・・
ヨンセンは王の前で、ミン尚宮に教わったばかりの接し方で一生懸命に。

ぎこちないヨンセンに吹き出しました。

2006年08月02日

ホメオパシー homeopathy

語源はギリシャ語のホモイオスパソス。

homoios=同種、 pathos=苦痛または病気
「同じような症状を引き起こす」という意味。

homeopathy
 類似療法。
 健康体に与えると患者と同一の症状を起こす薬を少量ずつ与える治療法。
 (1963年改訂版「新クラウン英和辞典」)

近年日本でも注目されるようになってきましたが、
40年以上前の英和辞典にはすでに治療法として掲載されていました。

創始者は、ドイツの医者サミュエル・ハーネマン(1755〜1843)で、
200年の歴史を持つ治療法。

希釈する薬をレメディといい、一般的なレメディで10の60乗倍程度に薄められています。
ドイツ、フランス、イギリスなどでは、健康保険の適用が認められており、ヨーロッパやアメリカでは、4割近くの医師に取り入れられている治療法です。

用いる薬(レメディー)の原料は、植物、鉱物、動物がほとんどです。
レメディは、体にとって害になる物質を少量含み、これに対する抵抗力を故意に喚起することにより自然治癒力を高め、肉体的、心理的、精神的な病的方向がよい方向へ修正されると言われます。

極度に希釈するため、加えた毒物の分子はほとんど無いに等しいのに、なぜ効き目があるのかは研究中。


posted by えっちゃん at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ホメオパシー

2006年08月04日

ホメオスタシス homeostasis

homeo=同一の、stasis=状態

同一の状態、恒常性の意。ギリシャ語からの造語で、20世紀初頭にアメリカ合衆国の生理学者ウォルター・B・キャノンが命名したものです。

生体は、気温や湿度などの外部環境の変化や姿勢・運動などによる変化から、体内環境(体温・血圧・体液の浸透圧やpHなど)を一定の範囲に保っています。
恒常性の保たれる範囲は、病原体の排除や傷の修復なども含めて生体機能全般におよびます。

この働きは負のフィードバック作用と呼ばれ、
哺乳類では、主に自律神経系と内分泌系(ホルモン)、免疫系がこれを担っています。

体温調節でみると、暑いときは発汗により体温の上昇を抑え、寒いときはふるえや代謝亢進により体温の上昇を図ります。
感染症による発熱は、体温の調節設定が高まるためで、熱に弱い病原体を排除するための抵抗活動。

西洋医学では生体の恒常性に注目したのは20世紀に入ってからのことです。

東洋医学では、病気は「気」のバランスの乱れたものと捉えています。
健康な状態を「正気」といい、五臓六腑、気血水、経絡などの生体の機能活動、自然治癒力などのバランスの取れた状態です。

「未病を治す」医者が上医、最も優れた医者といわれるように、「正気」を充実させる事を重視した東洋医学の医療そのものが、ホメオスタシス(恒常性)を前提にしているのです。
posted by えっちゃん at 11:30 | Comment(0) | TrackBack(2) | ホメオスタシス

2006年08月06日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(27) ウコンと丁香

第39話でウンベク医務官が、
「鬱金(ウコン)を処方するので、料理には丁香(ちょうこう)を使うなといったのに」
と指示の不徹底をしかっておりました。

ウコンと丁香は、取り合わせがよくないようです。

ウコンは、ショウガ科の植物で、根茎を干して使います
英語ではターメリック。スパイスとして使われています。
カレー粉の黄色い色は、ウコンの色素成分によるもので、タクアンもウコンで色づけされています。
肝機能障害の改善に有効な成分です。
ウコンの精油成分は、健胃作用、殺菌作用、防腐作用、
抗がん作用、コレステロールを溶かす働き、血管修復作用、炎症や潰瘍を治す働き、強心作用などがあります。

丁香は、刺激的で甘い香りがし、料理や菓子の香りづけによく使われています。
別名、クローブ。
フトモモ科。10mにもなる常緑樹で、開花直前のツボミをガクと共につみ取って乾燥させたものをスパイスとして使います。
漢方では消化器系を温める作用、健胃作用、吐き気、シャックリを止める、防臭、防虫効果などがあり、おもに芳香性健胃薬として用いられます。

ウコンも丁香も性質がよく似ているようです。

生薬はおたがいにどのように作用しあっているのでしょうか。

漢方の生薬には、七情という薬物配合の相互作用の関係があります。
相須、相使、相殺、相悪、相畏、相反、単行の七つ関係です。

このうち、薬物配合の禁忌(配合すると危険)とされるのは、相反と相畏です。
相反は、配合すると毒性が増強する関係。
相畏は、配合すると化学変化で、毒性が増す可能性のある関係。

ウコンと丁香は相畏の関係にある組み合わせでした。

2006年08月11日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(28) 生薬の七情(1)

漢方薬に入っている生薬には組み合わせの原則があります。
生薬の配合の相互関係を七情といいます。

食材として口に入る機会も多い生薬について調べておくと、体調を整えるのに役立ちそうです。
健康管理のために、食べあわせをチェックしておくことにします。

単行=1種類だけの生薬を治療に用いる
相須=2種類の生薬が協力的に働いて、薬効を高めたり新しい薬効を引き出す関係
相使=いくつかの生薬を配合することで、1種類の生薬の薬効を、より高める関係
相殺=ある生薬が他の生薬の毒性を弱めたり消す働き
相悪(そうお)=ある生薬が他の生薬の薬効を弱める働き
相畏(そうい)=配合すると化学変化で、毒性が増す可能性のある関係。配合禁忌
相反=相反する作用で、薬効を弱めたり副作用を増す関係。配合禁忌

気をつけるのが相畏と相反の2種類。

相反は18種類(十八反)の生薬が、相畏は19種類(十九畏)の生薬が、組み合わせて用いないよう、古くから言い伝えられています。

2006年08月12日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(29) 生薬の七情(2) 十八反

薬効を弱めたり副作用を増すので、同時に用いないように言い伝えられている18種類(十八反;じゅうはっぱん)の生薬は、以下のとおり。

「十八反」
烏頭(うず)との組み合わせ禁忌
 烏頭=キンポウゲ科のトリカブト。
・貝母(ばいも)=バイモ。別名アミガサユリの球茎。
・括桜(かろ)=括桜仁、括桜実、括桜根。ウリ科の多年草。キカラスウリまたはオオカラスウリ。
・半夏(はんげ)=サトイモ科多年草、カラスビシャクの塊茎(外皮を除く)。
・白斂(びゃくれん)=ブドウ科のつる性の落葉低木、カガミグサの根。
・白及(びゃくきゅう)=ラン科の多年草、シランの球根。

甘草との組み合わせ禁忌
 甘草=マメ科の多年草の根。オレンジ色のユリに似た花を咲かせる。
 飴などによく添加されて使われている。
・甘遂(かんつい)=トウダイグサ科の多年草、カンスイの根。
・大戟(だいげき)=トウダイグサ科多年草のタカトウダイやアカネ科の多年草紅芽大戟の根。
・海藻=ホンダワラ科ホンダワラの全草を乾燥。
・芫花(げんか)=ジンチョウゲ科の落葉低木、フジモドキの花蕾。

藜蘆(りろ)との組み合わせ禁忌
 藜蘆=ユリ科の多年草の根と根茎。シュロソウ。
・人参(にんじん)=ウコギ科の多年草。オタネニンジン。
・沙参(しゃじん)=セリ科のハマボウフウの根および根茎。
・丹参(たんじん)=シソ科の多年草、タンジンの根。サルビアの一種で、淡い紫の花を咲かせる。
・玄参(げんじん)=ゴマノハグサの根。
・苦参(くじん)=マメ科久良良(クララ)。道端、河川敷などに自生する多年草の塊根。
・細辛(さいしん)=ウマノスズクサ科ウスバサイシンの根。  
・芍薬(しゃくやく)=ボタン科のシャクヤクの根。

ここで日常用いられそうなのは、甘草と海藻の組み合わせ。
他は、なかなか手に入りません。

括桜(かろ)の「括」は、木偏です。

2006年08月13日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
医女修行(30) 生薬の七情(3) 十九畏

化学変化で、毒性が増す可能性があるので同時に用いないよう伝えられている19種類(十九畏)の生薬は、以下のとおり。

「十九畏」

硫黄(いおう)と朴硝(ぼくしょう)
・硫黄=イオウ。鉱物。
・朴硝=天然の含水硫酸ナトリウム。

水銀と砒霜(ひそう)
・水銀=銀白色の光沢を持つ液状金属。現在は薬用には用いない。
・砒霜=三酸化砒素、亜砒酸。

狼毒(ろうどく)と蜜陀僧(みつだそう)
・狼毒=トウダイグサ科の多年草の根。
・蜜陀僧=酸化鉛。

巴豆(はず)と牽牛子(けんごし)
・巴豆=トウダイグサ科の常緑高木、ハズの種子。排毒用峻下剤。現在では薬用利用されない。
・牽牛子=アサガオの種を乾燥させたもの。

丁香(ちょうこう)と鬱金(うこん)
・丁香=フトモモ科の常緑樹で、ツボミをガクを乾燥。クローブ。スパイスとして使われる。
・鬱金=ショウガ科の植物で、ウコンの根茎。ターメリック。スパイスとして使われる。

川烏(せんう)、草烏(そうう)と犀角(さいかく)
・川烏=キンポウゲ科の多年草の根。烏頭(うず)。トリカブト。
・草烏=キンポウゲ科の多年草の根。烏頭(うず)。川烏より毒性と効能が強い。
・犀角=サイの角。

牙硝(がしょう)と三稜(さんりょう)
・牙硝=亜硝酸ナトリウム。
・三稜=カヤツリグサ科、ウキヤガラの塊茎。

肉桂と赤石脂(しゃくせきし)
・肉桂=桂枝。シナモン。ニッキ。
・赤石脂=紅色の鉱石。ハロイサイト。

人参と五霊脂(ごれいし)
・人参=ウコギ科の多年草。オタネニンジン。
・五霊脂=オオコウモリ科オオコウモリの糞便を乾燥したもの。


「十九畏」で、容易に手に入り、食材に使われる生薬は、
丁香(ちょうこう)と鬱金(うこん)だけのようです。
クローブとターメリックを同時に使ったカレー料理などには要注意。

五霊脂は、第36話で皇后さまが双子の一人が胎内で死んだまま残っていたときに用いられた「失笑散」に含まれていましたね。
水刺間(スラッカン)ではきっと、料理にニンジンは使わないようにと内医院(ネイウォン)から指示があったのでしょうね。

「十八反」「十九畏」の配合禁忌は絶対的なものではないようで、禁忌を無視した方剤があります。その場合は、「慎重に安全性を確認しながら用いるべきである」ということです。

2006年08月14日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
医女修行(31) 食中毒

疫病の蔓延した村に取り残されチャングム。
第40話では、ミン・ジョンホと師匠のチャンドクに助けられながら、疫病の原因を突き止めます。
症状は、下痢、発熱、吐き気、腹痛。
一緒に暮らしている人や、乳飲み子にはうつらない。

原因は病気にかかった野菜でした。植物の伝染病は人にはうつらないが、食べると症状が出る。伝染病にかかった野菜を多く食べた人が発病したのです。

チャンドク「村人たちは、毒草を食べたのと同じことになる」
チャングム「ショウガ、クズ、オケラの根を煎じて飲み薬を作ります」

〇ショウガ=ショウガ科ショウガの根茎。漢方の生姜(ショウキョウ)です。
   解熱、鎮痛、せき止め、抗けいれん、抗炎症作用などに用います。
   ドラマでは、「腸の毒を消す」といっていました。
〇クズ=マメ科クズの根。漢方の葛根(カッコン)です。
   発汗、解熱作用にすぐれ、消化管運動亢進作用、血圧効果などがあります。
〇オケラ=キク科オケラの根茎。漢方の白朮(ビャクジュツ)です。
   体内の水分代謝を正常に調節します。健胃、発汗、利尿作用があります。

身近に手に入りそうなものばかりです。
生姜湯、葛湯などは、風邪をひいたときにも飲みますね。
オケラはとてもおいしいそうす。種まきか株分けで簡単に栽培できるということなので、
庭のある方は、食材をかねた薬草として栽培してみてはいかが?

ところで、チャンドクが作った丸薬には何が入っていたのでしょうね。

ウンベク医務官が、
「ショウガ、ニンニク、緑茶を普段から多く摂るものは発病しない」
といっていました。
食中毒防止にショウガ、ニンニクを食べましょう。
食後は緑茶を一服。

それにしても、今回のミン・ジョンホには惚れ惚れしましたね。
馬を飛ばすシーンからずっと流れるサウンドは『ハマンヨン(何茫然)』。


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2006年08月20日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(32)懐妊 血虚と風熱

第41話で特別尚宮のヨンセンは懐妊し、淑援(スグォン)の位を与えられました。
女官長より上の位です。
ミン尚宮はヨンセン担当の至密(チミル)尚宮になり、身の回りの世話をすることに。チャンイも厨房の女官になりました。
王の汚物担当からやっと開放です。満月の夜の特訓(呼吸法と鼻声も?)が、実を結びました。
周囲の女官たちは許しを請います。チェ尚宮(女官長)、クミョン(最高尚宮)らは、ひれ伏して礼(チョル)をします。意地悪されて虐げられていたので胸のすく思いですが、敵はそのまま引き下がるわけも無く・・。

ヨンセンの専従医女になったヨリの見立ては、血虚。処方は当帰芍薬散。
当帰芍薬散は、体力があまりなく、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすい人に向く処方です。ヨリは「血虚を改善するため」と、牡蠣、牛乳、卵、えび、魚などを毎日出すようにスラッカンに指示します。

ところが、ヨンセンはしきりに体の不調を訴えます。
「めまい、頭痛、耳鳴り、眼がかすむ。首筋がつっぱり、横になっていてもめまいがする」
「ただの頭痛ではなくて、首筋が突っ張る頭痛なのですね」
チャングムにいやな予感が。脈を診るとヨリの見立てとは違って「風熱」です。
ヨンセンの母親も「めまい、頭痛、耳鳴りがし、出産の前月には手足がむくみ、出産のときは気絶と発作をおこした。出産後は中風になり・・・・」
─これって妊娠中毒症の子癇発作じゃありません?

チャングムはシン医務官に血虚と風熱の違いを確かめます。
シン医務官「両方とも動悸、頭痛、めまいが起きる。血虚の頭痛は頭の前のほうが痛み、顔色は黄色い。風熱の頭痛は首筋が突っ張る頭痛で、顔は上気する。やせていても遺伝性のものなら風熱の症状がでるし、妊娠自体も危険。風熱には牡蠣、牛乳はよくありません。塩辛いものもいけません。」

ヨリとチェ女官長、クミョンの会話。
「このまま栄養を摂り続けると、そのうち呼吸が困難になってきて発作が起こり、麻痺が起きるでしょう。胎児はまず助かりません」

─ああ、(ここのところ、チャングム風に)
ヨリは、血虚体質に見えるヨンセンの外見を利用して、人知れずヨンセンと胎児を亡き者にしようと謀っていたのです。
チャングム、よくぞ見破った。

2006年08月27日

チャングム 『大長今』宮廷女官チャングムの誓い
  医女修行(33)妊娠中毒症 菊と梨

風熱体質のヨンセンの症状をわざと血虚と診断し、体に悪いものばかり食べさせるよう指示した医女ヨリ。
シン医務官ら皆の知るところとなり、「分かりませんでした」と無念そうに言うヨリは自分のキャリアに汚点を残すことに。
ばれぬはずがありません。妊娠して怖いのが妊娠中毒症。今も昔も変わりません。

妊娠中毒症は高血圧、蛋白尿、浮腫が特徴。
腎臓の機能が低下すると血液中のたんぱく質が尿中に漏れ出ます。
この時代尿検査の代わりとなるものは何だったのでしょうね。脈診だけでしょうか。

チャングムがスグォン様(ヨンセン)に出す飲食物を指示します。
「菊の花のお茶をお出ししてください。風熱の頭痛に効きます。
油っぽいものは絶対にだめ、塩辛いものもいけません。食事は野菜、果物を中心にして豆、豆腐、脂身の少ない魚をお出しして。体に熱がこもってはいけないので梨の果汁を飲ませてください。
梨は熱を冷ますだけではなく、利尿作用があり、むくみに効果があります」

食材だけで妊娠中毒症を回避できそうです。薬は必要ないのかも。

二人きりになったチャングムに、ヨリは「やってくれたわね」。
今回は言われっぱなしのチャングムではありません。
「亡きチョン尚宮様も、ハン尚宮様も、人の口に入る料理を利用して権力と富を得るものを許しませんでした。料理でさえそうなのに、人の命を扱う医術を行うものなら、なおさらです。チェ女官長にお伝えください。
私は亡きチョン尚宮様やハン尚宮様のように、やすやすと濡れ衣を着せられたりしません。」

ヨリの表情は何を語るのでしょうか。
「あなどれないわね」、そして「チャングムさん、あなたも何かあったの?」
複雑な反応でしたね。これまでヨリは憎たらしいだけの存在でしたから少し見方を変えていいかもと思わせるシーンでした。ヨリの人物像に少し人間味が加わったようです。
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